卒業式

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話せないまま斗輝が 「萌佳、帰るぞ! 永遠も寝てるしな。お袋、帰るぞ!」 「では、先に失礼しますね。 南條さん。本條さん。」 お義母さんも挨拶したので、慌てて頭を下げて教室を後にした。 廊下に出ると斗輝が待ってて、私から永遠を受け取り、抱っこして歩き始める。 制服姿も見納めだなって思いながら隣に並んで学校を後にした。
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