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俗物パパさんと♡
島原との通話を終え、不意に奥さんを探していた。
あれ?真琴トイレか?
ぐおん!出てきたメス蛇ちゃんに、俺は食いついた。
「あ?あああ?真琴どうしたんだい?!」
「ああ♡ちょっとお化粧直しでちゅ♡三鷹さんが♡」
全裸なのは相変わらずだったが、いつもの首まで伸びたショートヘアーに、宇宙的な革新が起きていた。
「俗物なパパさんの、赤ちゃん生みたいのでちゅ♡」
「うわあああああい!まさか!腰に手を当てて宇宙を疾走し!あまつさえファンネルを振り撒くような!まさにカアアアン!ってなった母ちゃん!」
仙桃ドリンクを追い飲みして、トロメス蛇ちゃんが、おっぱいを揺らしてベッドに腰をかけた。
「うおう?!」
凄い力で、ベッドに引っ張られた。
実際の話、片麻痺でベッドの上で自由に動くのは、容易ではなかった。
例えば、嫁に覆い被さるのは、有り体に言って不可能に近かった。
本気でやろうとした場合、結構な時間がかかるのだが、蛇嫁の馬鹿力のお陰で、一瞬でマウントが取れていた。
左胸に添えられた、汗ばんだ左掌の感触。
堪らず、宇宙的なコスした奥さんに、舌をねじ込むことにした。
「うん♡あ♡はぷ♡ああ♡ちゅき♡ちゅき♡ちゅき♡」
俺も大好きだぞ♡真琴♡
おっきいのがジュブブってなって、嫁はそれだけで絶頂に達していた。
深夜から明け方にかけて、約6時間。
「ハアハア♡なあ真琴?これで、今日30回してるよな?初めての日、覚えてるか?あああ♡」
ほとんど意識を失いそうな真琴は、ぼんやりと夫の声を聞いていた。
セットした髪は、とうに元に戻っている。
「初めての時だが、俺は――真琴に計60回した。1週間かけて」
あ――そんな記憶が。
「それで、双子が出来て、それから莉里が出来て、結婚してもう7年になろうとしている」
息が荒い。まだ、降魔さんを欲している♡
「それでな?結婚すると、大抵1回出すまでに、時間がかかるようになる。刺激に慣れるとそうなるってのはあるが、こればっかりは、精神的なものだからなあ」
そこで、ベッドに横になって、俺は真琴のおっぱいに顔を埋めた。
「マンネリになるとか、そういうことを言いたくはないんだが、初めての時に、30回になるまで、3日はかかったのに、今は6時間でそうなっている。何でか解る?真琴?」
ほとんど夢現で、真琴は答えを待っていた。
「それはな、心の底の底の底から、お前を、愛しているんだ」
――あああ♡
真琴は、幸せな失禁をして、意識を失った。
寝ちゃったんだな?真琴。俺ももうクタクタだ。
それでも、俺は、眠る前にこれだけはしたかった。
思いを、真っ正直な心根を吐露したかった。
今、剣呑な変態が、東京都内をうろついている。
狙いは、ハッキリしている。
誰が来ようと、何があろうと、何をどれだけ失おうとも。
そう、仮に、俺の命が消えたとしても。
俺の愛するお前と、坊主は、絶対に、俺が守る。
そう決意し、真琴の指を絡めて、
俺は、グーグー眠っていた。
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