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抱っこした親父は『癒された―…』って喜んだが、萌佳を傷つけてしまうかたちになってしまった。
「それじゃあ、これで帰ります。」
「気をつけて帰るんだよ。萌佳ちゃん。」
親父に『はーい』って返事して社長室を後にした。
「悪かったな。親父のわがままにつき合わせて…嫌な思いもさせて…」
「気にしないで…斗輝。永遠、パパにバイバイしょうね!」
会社を後にする萌佳を見送った。
社長室に戻ると親父が『萌佳ちゃんを傷つけてスマン』って謝って来た。
「別に親父のが悪いわけじゃねぇ…
けど、萌佳の怒った姿は初めてで驚いたよ。」
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