あとがき

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あとがき

 小説投稿を始めた時から異世界恋愛小説にずっと憧れ三年近く経ち、ようやくできあがりました。  ベースとなるヨーロッパ貴族社会の勉強をしてから、と執筆をずーっと先延ばしにしていましたが、突然思いつき勢いだけで完成させました。話が閃いて二か月なので、私にしては速いペースです。  なぜ勉強前に書き始めたかというと、私の脳内には、話のネタが詰まっています。いつも軽い短編として思いつくのですが、書きあぐねているうちに、脳内で自分の力では絶対書けない壮大な長編に膨れ上がってしまいます。  今回も「現実の王室で『私の前世は、アレフガルドのローラ姫』と本気で思いこんでいる人がお妃になったら、やばいよなあ」という妄想から、一気にこのラストシーンが浮かびました。  これ、放置するとまた壮大な長編になるぞ、と危機感を覚え、勉強不足を承知でとっとと書き上げた次第です。  なので、ヨーロッパの王宮について、まーったく知りません。主人公の王子、気軽にほいほいと彼女の家に出かけております。これ、私がど庶民だからです。  会社の偉い人が内線一本で部下を呼び出すのは当たり前ですが、万年平社員の自分、用事のある側が出向くべきじゃん、と思ってしまいます。  今回、生成AIのCopilotに大変お世話になりました。異世界でキャラクターの名前を考えるのにいつも苦労するので、使わせていただきました。  以下に、使用例を挙げます。 ・伝説の登場人物  エリオン  ネクロザール  カリマ ・クマダ博士のスクープ記事  新聞記事の見出しが思いつかず、考えてもらいました。そのままでは微妙だったので、変更しました。 ・テイラー女史の新作タイトル『闇に舞う約束』  何度か注文をつけたら、なかなかいいタイトルを提案してくれました。
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