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朝になり、月さんと星さんがお家に帰って来ました。『お帰りなさい。じゃあ、次はボクの番だ!』太陽さんが言いました。
今日は晴れの日太陽さんのお天気当番の日です。
雨さんは言いました。
『行ってらっしゃい!みんな晴れの日が好きだから喜ぶさ、ボクは外で遊べないとか言われるし、遠足や運動会とかだと、てるてる坊主まで作られてさ』雨さんはふてくされた様に言いました。
すると太陽さんは
『あはは。ボクも好かれてばかりじゃないですよ。暑い暑い言われたり、眩しい言われたり…それに雨さんは潤す事が出来るじゃないですか!ボクは乾かせても潤すことは出来ませんよ!』
と笑いながら言いました。
太陽さんが空に出るとみんなが朝だ朝だと動き始めました。
『今日もみんなを照らしますよ♪』
太陽さんはそう言うとニコニコ笑顔でいつもみんなを見回します。
ポカポカジワジワジリジリリ
太陽さんはみんなを照らします
するとみんなは言いました。『暑いなぁ。雨が降れば涼しいのになぁ。』『水がなくてカラカラだぁ。雨が降らないかなぁ』
すると雨さんがお空に来て言いました。
『神様にみんながボクを待ってるからお願いって言うからちょっと仕事させてもらうよ♪』雨さんはそう言うと魔法のじょうろから雨の水をあっちこっちに降らせました。『ほらほら。雨だよ♪冷たい雨だよ♪ほーらほら♪』そう歌いながら雨さんが雨を降らすとみんなが言いました。
『涼しくなって過ごしやすくなったなぁ♪』『水たまりだぁ!わーい♪わーい♪』
太陽さんは雨さんに言いました。
『雨さんありがとう♪みんなの笑顔が雨さんのおかげでもっと輝いてるよ』
ポカポカジワジワジリジリリ♪
ポタポタザーザーポッチャポチャッ♪
しばらくすると月さんと星さんが戻って来ました。
『お疲れ様♪さぁ、バトンタッチだぁ!』そう言うと月さんと星さんは自分の席に着きました。
また明日ね♪
また明日♪
みんなは口々に言いました。
また明日ね♪
また明日♪
明日の天気はなーにかな?
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