23人が本棚に入れています
本棚に追加
ある日、あの二人の男友達がたまには飲みに行こうと誘ってくれた。
僕は真奈美を一晩、泊まりの看護予約をして預かってもらい出かけて行った。
久しぶりに和やかな気持ちになれた。
良い気持ちのまま二人と別れて帰る途中、見知らぬ女性に声を掛けられた。
そのまま行きずりの女性と一晩過ごしてしまった。
朝になって、このまま、真奈美を迎えに行けないと思って一旦自宅に帰った。
全部着替えて、何ごともなかったような顔をして真奈美を迎えにいく自分が何とも卑怯者のような気がして情けなくて…。
でも何食わぬ顔をして真奈美を引き取りに行った。
最初のコメントを投稿しよう!