1人が本棚に入れています
本棚に追加
ただ、わたしたちは何かを求めて生きている。それは生きがい、だったりするのだ。
無意味な世界には、ある意味で生きていけない。それは実在が宙づりになるからだ。こうして、わたしたちは意味を欲して生きるのだ。
けれど、どれだけ時間が経っても、何もできない、という時期もある。しかし、ありとあらゆるものは、わたしたちに認識を促すし、それでいて、わたしたちは何事かを認識している。
どれだけ偉大な作家も、人生の悩みを馴致できたわけではない。まるで苦悩を養分として生きている人もいる。それはある種の才能であるし、わたしたちはそこから脱却しないといけないだろう。
こうして、わたしたちの日常は構成され、次々と起こる出来事に対して、構えが必要かもしれない。人生のターニングポイントというのはどこにもあるし、行動がないと、わたしたちは何事も為すことが出来ない。それでいて、不平不満を垂らしたところで、実質的なものは何も獲得できない。
まず行為ありき、そして、そこから何かが生れるのだ。
最初のコメントを投稿しよう!