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「ン"ぐっ……」
入り口は散々舌で解されていたが、中はそこまで拓かれていないために押し拡げられるのがかなりキツい。
「ア"ぁっ!!……っっ!!」
それでも先端を受け入れてしまった後はズチュンと一気に挿入ってきて、大きく跳ねた僕はカクンとシーツに伏せそうになる。
倒れ込まなかったのは勇馬が右肩を掴んでくれたからだが、そうされたことで奥まで深く埋め込まれてしまった。
「は、ぁ……っ」
思わず腹を擦ってしまうと、勇馬はパシンとまた右の尻を叩く。
もう何度も繰り返し同じところばかりを叩かれたからか、右だけジンジンと熱を持っている気もした。
荒い息を吐きながら後ろを向くと、勇馬はニッと歯を見せてそこに爪を立てる。
グッと食い込むその痛さで眉を寄せると、勇馬はフッと笑った。
そのまま腰を抱え直されて僕は慌てて衝撃に備える。
なのに抜き差しされることもなくて、不思議に思うと今度は一気にズルりと抜けるギリギリまで腰を引かれた。
「んぅっ……」
ゾクゾクと背筋が粟立って震える僕に、今度はドチュッと奥まで突かれて目の前が明滅する。
「かっ……ぁっ……」
喉が詰まって息もうまく吸えないのに、更に容赦なく穿たれてもう思考もほぼ吹き飛んでしまった。
「キッツ……」
言いながらもグルンと中を抉るように押し込まれてしまう。
跳ねて、涙を流して、仰け反って、啼いて……もう僕はどうなっているのかさえわからない。
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