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「“Crawl”」
コマンドに従ってベッドの上で両手をついて尻を上げる。
いくらTシャツだけは着ていると言っても、こんな体勢では勇馬に後ろは丸見えで何も隠せない。
「こんなヒクつかせて……期待し過ぎ」
バチンと思いっきり右の尻を叩かれて跳ね上がる。
痛いのにそのジンジンとした痛みはすぐに疼くような快感にも感じてドキドキした。
「おら、ちゃんと上げてろ」
言われて僕は急いでお尻を高く突き上げる。
しかし、その窄まりに息がかかるのを感じてバッと顔を後ろに向けた。
「ちょっ!!なっ!」
「動くんじゃねぇよ」
目が合った瞬間に睨まれてしまう。
「や、でも!!」
それでもされる気がしたそれはすんなり受け入れられなかった。
「待って!ちゃんと洗ってないから!」
軽い洗浄だけでは不安で必死に止めるのに、勇馬はコキッとただ首を鳴らす。
「“Freeze”」
手で後ろを隠していた僕はそんなコマンドを使われてビクッと身体を震わせた。
両手を勇馬によって戻されて、尻を高く上げた四つん這いにされてしまう。
それならしっかり洗わせて欲しいのに、フッと息を掛けられて尻を左右に押し広げられた。
「ヤダ……」
丸見えの蕾に近づいてくる気配。
泣けてくるのにヌチッと舌が当てられてグッと下唇を噛んだ。
わざとゆっくり縁から舐めて、尖らせた舌先をも中に押し込まれる。
「ん"ンッ!!……っ」
それでも感じてしまって、僕はシーツを握り締めながら腰を振ることもできずに声を上げ続けた。
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