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「こら、ヘバんな」
パシンと尻を叩かれてピクンと跳ねる。
でも、僕はもう羞恥とただ与えられる刺激で何がなんだかわからなかった。
「あン、ふ……はぁ……ァ」
せめてコマンドを解いて欲しいのに、動けないままでは全てされるがままになってしまう。
「ンんっ……も……ぁーーー」
感じ過ぎて涙が溢れると、不意に手が前に回ってきた。
「ちょっ!あっ……ダメ!ムリっ!!」
パチンとあのコックリングを外されて、後ろも舐められながら前まで手で扱かれてしまう。
こんな極限の状態でそんなの耐えられるわけがなく、
「あっ!イっ……くっ……っっ!!」
一気に解放され高められた射精感を堪らえきれない。なのに、
「“Stop”」
無常なコマンドによって再び堰き止められてしまった。
「や、なんっ……」
ボロボロと涙が流れてギュウッとシーツを掴む。
「ヤベぇな。お前見てるとヒドくしてぇってか……」
呟くような勇馬の声にふと顔を上げた。
「イジメてぇ」
チュッと背中にキスをされてすぐに理解ができない。
労わるようなその優しいキスに戸惑っていると、勇馬は僕の頬に手を添えてきた。
「だから……啼け」
決して微笑んで言う言葉ではないのに、そんな勇馬にグッときてしまう。
腰に手が掛けられて、そのまま僕の双丘を割り開くように勇馬の既に熱く猛ったモノが押し当てられた。
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