わたしの自慢の幼馴染

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   女の子たちの発言を聞いて、後で蓮水くんに話してあげよう、と思いながら、図書館に向かった。  大学を卒業して、私はそのまま歴史の研究をするために大学院へ進学し、そのまま好きなことを追求するために研究室に入った。日々とても楽しいし、恵まれてると思っている。  図書室に入り、入館口で学生証を読み込んで中に入った。  紙の匂いがしてとても落ち着くし、どこか懐かしいな。  研究のために必要な文献を探すために、人文学系の棚を探してほしかった本を3冊抱えた。そのまま図書室の勉強机で調べていると、スマホが何回もバイブしているのに気が付き、トートバッグから取り出した。調べ物をしてから2時間は経っていて、すっかり夜に近い時間になっていた。通知はラインの着信で蓮水くんから。 "今日はカレイの煮付け、ご飯、ほうれん草の味噌汁、ひじきの煮物、他に欲しいものある?"  このメッセージは1時間前。  私が連絡しないから、着信をしてきたらしい。今日は、私の家で一緒にご飯を食べることになっていたことを、このラインのメッセージで思い出した。図書室で電話はできないので、慌ててメッセージを返す。 "ごめん!図書室にいるの。今から帰る!"
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