8-1 *全部俺がもらう***

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8-1 *全部俺がもらう***

*これから先、性的な表現を含みます。苦手な方は注意してください。 *R18要素あり。背後にご注意ください。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ 「滑らかで美しい肌だ」  興奮気味にサミュエルが言う。 「男の肌が滑らかだなんて褒め言葉にならないよ。鍛え上げられたサムのほうが何倍も素敵だ」 「アルの肌だから美しいんだ。誰にも触らせたくない」  鎖骨をつつ〜っと触られ背中がゾクゾクとした。 「はっ……っ」  サミュエルの視線が怖い。じっと僕を見つめながら体中を触ってくる。まるで僕の反応を楽しむ様に。胸の突起をつままれ思わずうわずった声が出た。 「ぁっ……ふうん」  ヒリヒリとした感触が痛痒いような切なくなるような感じがする。上に乗りあげられ舌で舐められると下半身が反応した。それを肌を密着させていたサミュエルに気づかれたようだ。  口の端を上にあげるとゴリゴリと腰を押し付けてきた。 「ひゃ。……そんな」  すでにサミュエルの分身も固くなっていた。淡白な僕は自慰もそんなにしたことはない。敏感な部分が擦れあって完全に勃ち上がった。 「んん……」  甘い声を漏らすと一気に下着を降ろされた。サミュエルが僕の股間を凝視する。 「ここも綺麗だ」 「あんまり見ないでくれ」  羞恥心で隠そうとする手を阻まれた。 「ダメだ。隠すな」 「はずかし……」 「大丈夫だ。俺しか見てない」  だからそれが恥ずかしいんだってば! 何が大丈夫なんだ? 抗議の声を上げる前にその唇で塞がれ貪られる。息苦しさに首をねじるとサミュエルの分身が目に入る。血管が浮き上がってて別の生き物のように見えた。 「サムの大きすぎ」 「っ……煽るな!」 「へ?……」  サミュエルは荒々しくサイドボードから小瓶を出すと僕の下腹部にオイルをぶちまけた。ハーブの香りがあたりに漂う。 「冷たっ……い」 「オイルは前から用意してた」  余裕がない様にサミュエルの太い指が僕の中へと差し挿れられる。いきなりなんて無理だ。でも。それでも……。 「……くぅ……」 「息を吐け」 「ぅうっ。サム……」  涙目で訴えると深い口づけをくれた。必死に舌を絡めると力が抜ける。 「ん……んん……ぅん……」   ゆっくりとサムの指が挿り込んでくる。奥へ奥へと挿り込む異物感に息を詰めてしまう。必死で息を吐くと涙が溢れる。 「アル……」  耳元で囁かれ涙をなめとられると腰の奥が疼いた。 「ゆっくり……してくれ。はじめてなんだ」  僕は息を吐きながらサミュエルを見つめる。目を閉じると怖くなるからだ。青い瞳が嬉しそうに僕を見つめる。カッコいい。 「わかった」
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