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プロローグ
『ことのは』には力が宿る。脈々と受け継がれてきた言葉たちは、唱えられ、刻まれ、贈られ、受け取られ、人々の営みの隣で息づく。
言葉を大切にする人間には、助け動くもの…助動詞から生まれた『助動師』が必ず手を貸してくれる。必要なのはたった少しの信じる心。言葉の力を信じて。助けを求めてごらんなさい。
これから先の物語は、とある時空の狭間、シェアハウスいろはで人々のSOSを待つ助動師たちのお話。人の目には見えない、本の中の、石碑の中の、画面の中の世界。
それぞれのシェアハウスいろはで、それぞれの日々を紡ぐ助動師たち。そんな中で、とあるひとつのシェアハウスいろはの日常を覗いてみましょう。
言葉はあなたのすぐそばに。小さな小さな力でも、積もれば大きな力となる。どうか言葉を大切に。助動師たちを見つけてあげて。
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