第1章 運命を記すもの

4/5
前へ
/8ページ
次へ
Side of 魏〈曹丕が建国した国じゃないですよ。〉 戦国七雄の中でそれなりに強い…国。 魏王・仮「もう少し派手な名前は…ないのか?仮とはまさかの仮の名前か?」 韓の王・安となんか似ているような雰囲気を醸し出しているのが魏王である()でした。 魏王・仮「俺も嬴政みたいな素敵な名前が欲しいのだが…」 よっぽど仮名みたいな名前を付けられたのが嫌で嫌で仕方がなかったようで…ただひたすらに呟きを繰り返しておりました。 魏の軍師である常馥(じょうふく)は 戦国乱世を生きる王にしては情けない事を口にする自らが仕える王に対してため息をついていました。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加