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「どこにいくの? 涼ちゃん」
「ドライブでも行かないかと思ってさぁ……もう桜は散り始めてるけどギリギリかなと思って……」
「いいね……じゃあ行こうか?」
宏樹は重い肩を擦りながら答えた。
「それと明日は教会にも寄りたいんだ……マリーがキリスト教だから礼拝を兼ねてね」
「そっかそれはもちろんかまわないよ」
「じゃあ、明日迎えに行くよ……今日はこのまま閉店するからさぁ……」
「了解」
宏樹は会計を済ませ店を出て家路に着いた。
「もう三時か……」
宏樹は服を脱ぎ捨て酔いからかまわずそのままベッドに倒れこむように眠りについた。
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