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「はゎ、薄桃色の御髪に桜が……天使かな???」
「八瀬田様と万宮様が愛おしそうに見てらっしゃる……!やはり3人で愛を……?!」
「いやいやいや!おふたりで田烏様を取り合っているのよ!!そしてお2人からのアプローチに揺れ動く田烏様……!イイ……!」
いや何がだよ。
何が『イイ……!』だよ?!?!wwww
聞こえた会話に少し引きながら飽きたのか別の会話をしている2人を友人としてではなく第三者として見てみる
まぁ、確かに顔はいいよな。
街に行けば女の子に囲まれるだろう顔面偏差値。
平はクール系というか、黒髪に黒目の冷血漢である。
蒼一は爽やか青年で普段からずっとニコニコしている。
多分お姉様に可愛がられるタイプの顔だ。
「……んなジロジロ見てきてなんだよ、キモイな。」
「キモ…?!おいおい、ぽまえこの俺のキューティクルな顔に対して言ってんのか?!可愛いって言われ続けて十数年だぞ!」
「見た目が可愛くても中身がこれじゃあなぁ……
中身ただのオタクじゃん〜」
親友ふたりによるディスがひどい
ヒドスギルッピ……
「このおかん属性と毒舌野郎め……シクシク」
顔を手で多いえーんえーんと泣き真似をするとさらにドン引かれたので直ぐにやめた
「心が痛い……」
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