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「これ、去年からお世話になってるけど全く理解不能なんだよな。」
「それな?説明聞いてもさっぱり〜!」
「それは無理もありませぬ、なにせこの機械は我の技術を最大限詰め込み、我の我によるマサくんのための機械でござりまするので。
プログラムはもちろん材料から外観まで全てが我のこだわりであり企業秘密の塊なのでありまする。」
平と蒼一が機械を眺めながら首を傾げていると満更でもなさそうな、さも当たり前かのように言ってのける香桵くんに俺含め3人とも少し苦笑いをした
「相変わらず愛が重いねぇ」
「んはは、こんなオタクにそんな技術注いだってなんも帰ってこないンゴよ、?w」
俺はただのオタクで、特に好かれるようなことをした覚えは無いのだが香桵くんは何故か好いてくれる
「ふふ、まさくんはとても魅力的でござりますよ」
優しく微笑む姿は、香桵くんの方が綺麗だろうに
(眩しいな...)
キラキラと輝く青みがかった髪の青年を、ふと思い出した
「お、結果が出たでござるよ。」
「どうだ?」
「...黒、でござるな」
平は『黒』と言われたマフィンを鷲掴みにし即座にゴミ箱へ投げ捨てた
「ナイッシューwww」
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