雨上がりの虹のかけ橋

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「お姉ちゃん、ありがとね!  ずっと私のことを考えてくれていたんだね!  でも、もう謝らなくてもいいよ!  私はお姉ちゃんのことを恨んでないし、私にとってお姉ちゃんは大切な人だから…」 天音ちゃんは、優しく風音さんに語りかけた。 さらに天音ちゃんは、 「お姉ちゃん、自分を責めるのはもうやめて、元気で明るいお姉ちゃんになってほしいな!  私は悩んで泣いているお姉ちゃんより、元気で明るいお姉ちゃんが好きだよ!  私はいつもお姉ちゃんの近くにいるから、心配しなくていいよ!」 と風音さんに言葉をかけていた。 すると風音さんはさらに涙が溢れて言葉にならなかったけれど、 「天音、ありがとう!」 と天音ちゃんに感謝の気持ちを伝えていた。 私は2人のやり取りを見て、何か深い事情があるようだと感じていた。 風音さんは頷きながら少し落ち着きを取り戻していた。
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