6 あなざーわーるどへ行きましょう

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「だーかーらー!ほんとに女神なんだってば」 「けっ。誰が信じるか」 「じゃ、今のこの状況はどうやって説明するのかしら?」 「能力者でもいるんじゃねえか?世の中には俺も知らねえような奴もいるだろうしな」 「はー、あなたね、能力者は信じられるのにどうして女神は信じられないわけ?」 …確かに。言われてみりゃあそうだな。うん、こいつは女神だな。よし、理解した。じゃ。 「ちょちょちょちょおおおおっと待ったあああ!」 「ん?なに?」 「ん?なに?は、私のセリフだよっ。もう、女神さまがここに降臨して差し上げてるのよ?あなたは選ばれた存在なの」 「ほー、そうか。でも俺は興味ねえからパス」 「パスされちゃ困るのよ。もういいわ。とりあえずこっちに来て」 「は?何言って…」 俺が言い終わらないうちに視界が白く光り、身体がふわっと軽くなった。
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