2人が本棚に入れています
本棚に追加
「だーかーらー!ほんとに女神なんだってば」
「けっ。誰が信じるか」
「じゃ、今のこの状況はどうやって説明するのかしら?」
「能力者でもいるんじゃねえか?世の中には俺も知らねえような奴もいるだろうしな」
「はー、あなたね、能力者は信じられるのにどうして女神は信じられないわけ?」
…確かに。言われてみりゃあそうだな。うん、こいつは女神だな。よし、理解した。じゃ。
「ちょちょちょちょおおおおっと待ったあああ!」
「ん?なに?」
「ん?なに?は、私のセリフだよっ。もう、女神さまがここに降臨して差し上げてるのよ?あなたは選ばれた存在なの」
「ほー、そうか。でも俺は興味ねえからパス」
「パスされちゃ困るのよ。もういいわ。とりあえずこっちに来て」
「は?何言って…」
俺が言い終わらないうちに視界が白く光り、身体がふわっと軽くなった。
最初のコメントを投稿しよう!