武器についてのしょうもないウンチクとか雑感とか

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 神代のギリシア。  イリアスにおいては既に剣も弓矢も登場しているわけですが、印象的なのは槍そして投げ槍の活躍かと思います。  叙事詩の中では、平家物語のような武人と武人の堂々たる戦いが描写されます。集団としてどのような戦術が用いられていたかはよくわかりません。    スパルタや、特にマケドニアの用いたことで有名なファランクス戦術が、いつごろ発明されたかはよくわかっていないようです。  歩兵が密集して隙間なく盾を構え、全員が統制の取れた動きで槍で突く、あるいは払う。  攻殻機動隊の作者、士郎正宗氏は、これを世界最古の戦車だ、と言っていました。    古代ローマではファランクスは採用されず、より複雑な戦術戦闘が考案されます。  タワーシールドと刃渡りが60センチに満たない短めの剣を用いるのが特徴的ですが、詳述するとかなりな文字数になりそうなので、頁を改めます。  
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