☆02. ベッドのうえで R

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「ぐちゅぐちゅだな。もっと、可愛がってやんないと」  左手であたしの右胸を刺激し、右の手で――指を二本、挿れた。 「あ、あ――」  がくん、と腰が抜けた。視界がぶれる。あっちゃあ、と彼は笑った。 「指挿れられただけで軽くイクなんて。えっちだな。おれの花は」  そして指を抜き差しする。それだけで、「……っ……」 「声、我慢しないで」歌うように彼は言う。「花のえっちな顔も感じている声も大好き。もっと、聞かせて……」  ゆっくりだった刺激がだんだん強くなる。加速するそれにつれてあたしの理性も吹っ飛んでいき、愛欲の塊と化す。  自分でも出したことのないような高い悲鳴をあげ、超絶的な官能と共にあたしは絶頂を迎えた。  *
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