☆03. もっと、もっと R

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 舐めながら器用に、左手であたしの胸の尖りを摘まみながら、右の指を二本挿入し、かつ、尖り切った陰核を口の中に含み、転がす。  やばい、という感覚があった。「K。それ以上は……っ……」  ぬちゃぬちゃと往復する音はそれだけあたしが感じている証だ。こんなにも……濡れて……。  舌や指でだけでなく、聴覚も愛撫されているみたいだ。分かったらしく、彼の笑う気配。 「花のここ、気持ちいい。……子宮が下がってきてるの……分かる?」  あたしの下腹部に手を添えるとVIOゾーンを舐めた。「処理しているのは、誰のため?」  いまどきは下の毛は処理をするのが当たり前だという話を聞き、脱毛を始めたのが一年近く前のこと。彼氏の心変わりをまだ知らなかった頃だ。 「つるつるだね……えっろ……」あたしの視線を敢えて受けて見せつけるように舌でつるりとしたそこを舐めあげる。ちゅ、と口づけ、「花のことをもっと気持ちよくさせたい。……感じて。花」  また彼の愛撫がエスカレートする。そんなところに指を突っ込まれた経験も突っ込んだ経験もないのに、彼の指があたしのなかを着実に導いていく。
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