守さん

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「起きてるー?」 「うん。起きてたし、ご飯食べてる」 「えー、今から食べるんだよ?1人で寂しい」 「なら今から行っていい?食べかけてるから」 「本当!?待ってる!」 慌てて袋に詰め込んだ。(おにぎりひとかじりしただけ) 走ってリリーのいるホテルへ。中に入るけど、勝手にいいのかな…と思ってたら入口からリリーが走ってきた。 「あ!よかっ…」 「待ってた〜」 わわ。人いるけど抱きつかれちゃった。 「嬉しい」 「うん、呼んでくれて俺も嬉しい」 「さっきご飯注文した〜。それなに?」 手に下げてる袋を指差す。 「コンビニのご飯」 「なーに?」 「部屋で見せるね」 「うん!」 興味があるらしい。 リリーの部屋に入ると、今日は机に書類がたくさんだ。 「この紙は?」 「仕事の紙。行ったところ書いてる」 地図みたいだ。すごい…大変そう。 …ん?チャイム? 「あ。ご飯持ってきたみたい」 リリーは出ていき、食事の入ったカート?を持ってきた。 「エンヨーも食べていいよ」 「おー!お肉!」 ビックなステーキだー! コンビニのものは、リリーにあげることにして、ステーキを食べる。食べかけのおにぎりだけ食べることにして、あとは冷蔵庫へ。 「うま!」 リリーがナイフで切ってくれて、フォークで刺したのを口に入れてくれた。 「コンビニのおにぎり食べたことなーい」 「そう?はい」 食べかかけを口に入れてあげる。 「ん!なにこれー!何入ってるの?」 「ツナマヨ」 「わかんないけど、おいしー!」 「冷蔵庫にもあるから、明日も食べて」 「うん!」
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