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翌日は、学校終わって、それから連絡する。朝練の時、今日は用事あると伝えてるから、すぐ帰れるのだ。
「終わったよ。今どこかな」
「えーと、ここどこって言えばいい?」
「近くに何かある?あ、この間会った近く?」
「あー、そうだねぇ」
しゃべりながら走ることにした。持ち物は財布と携帯だけだし。
「お店とかはある?」
「えーと、コンビニ?」
「何のコンビニかわかる?」
「え〜とぉ〜色は…」
前会ったあたりを走ってると、くるくるな金髪を発見。
「リリー?」
「あ!エンヨー」
電話を2人とも切る。この間はどんな服着てたか忘れた。けど、今日はジャケット着て、丈短めのボトムスにブーツだ。
「あれ、そばかすは?消えちゃったの?」
そんなことあるはずはないけども。
「仕事だったから今日はメイクしてる。よく見てたね」
「…なんとなく?」
俺はじっと顔を見てたようだ。
「遊園地はどこにあるの?」
「あ!電車で移動するよ!ついてきて!」
行ったことないけど、調べたらわかる。
走っても行けそうだけど、俺1人ではないしね。少し時間かかるけど、リリーは外を見て指さして楽しそうだった。ので、あっという間に到着。
「おー!すごー!」
「エンヨー!写真撮って!」
「うん!」
入り口で撮影して、中入ってからもオブジェ?の前で撮影。乗り物乗る時間あるかな?
と、
「え!リリー?」
ふらふらしてるから、支えてあげると、そのまま座り込んだ。
「大丈夫?」
「…んー、眠いだけ」
「すみませーーん!スタッフの人ー!」
大急ぎで人を呼んで、医務室まで運ぶ。背中に背負って、リリーの荷物を持ったが、めちゃくちゃ重い!?なんで!?
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