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———コツコツ 外から窓をノックする音が聞こえてきた。 「……風か?」 ギターを床の上に置き、立ち上がって窓を開けた。 しかし、誰もいない。 「気のせいか」 俺は窓を閉めて、ギター磨きを再開した。その途中で小腹が減って、あたりめに手を伸ばす。 「……あれ?」 あたりめが無い。さっきまで、そこにあったのに……。 キョロキョロと周りを見渡すと、俺は驚くべき光景を目にしたのだった。
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