本編05.越える境界線

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本編05.越える境界線

  触れあった唇から自覚して、溢れていく想い。 グラスに並々と注がれて、気付いた時には溢れて止まらないように。 ──止められない。 そして踏み出す、境界線。 「……もう逃げようたって、逃がさないから」  
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