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合コンに行った挙句また酔っぱらったなんて。
不機嫌そうにしかめっ面を浮かべる蒼の顔が浮かぶ。
……そう。
こうして蒼が呼び出されるなんていうのは、今までに一度や二度で済むものではなかっただけに、あんまり迷惑を掛けたくなかった。
だから嫌だったのに──
『キャーちょっと! あの子超レベル高くない?』
『やだ、ホント。その辺のモデルなんかよりよっぽどカッコイイかも』
「──あ、姉貴!」
「ゔっ」
呼び出してからそれほど経たずして、蒼は私の姿を見つけるなりこちらへ駆け寄ってくる。
走ってきたのか、息は荒かった。
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