本編01.悲しき女の性

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本編01.悲しき女の性

今日も今日とて、運命の出逢いを求めるものの。 そんな運命なんて、道端の石ころのようには転がっていない。 けれど、世話焼き弟君はそんなだらしない姉を甲斐甲斐しくお世話するのであった。 それが、いつもの日常。 ──だったのだが、それはある日突然変わるもの。  
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