届けたいこのもやもや

　次の日の朝。
　新聞受けへ向かうと、なんと！またもや！例のブツがどーんと門柱の上に乗っていた。
　なんなの？
　私はキョロキョロ周囲を見渡した。　　誰もいない。
　わたしは、むぎを散歩に連れ出した。近所に怪しい人物はいないか。門柱に飛び乗って排出というアクロバットができそうな大型動物はいないか。
……一時間かけた早朝の散歩をしても、犯人の足跡はみつけられなかった……わたしほ、むぎの排出ブツと、門柱のでかい排出ブツをいそいそ片付け、朝ごはんを食べ、出勤の準備を始めた。