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洞窟の中は昔のままの状態であった。
マリア「不思議ね。長い間来てなかったのにあの頃と全く変わってないなんて。まるで時が止まってるみたいだわ。」
マリアは辺りを見回しながらそぅ言った。
薄暗い洞窟の中は、入り口から入ってくる光が海に反射してあたりの壁を不気味に照らしている。洞窟の長さは10メートルほどだろうか。奥の方までは光が届かなくてよく見えない。
明亜「そぅぃゃ、俺らがガキんときって、洞窟の一番奥まで行った事なかったよな?」
明亜が思い出したようにマリアに訪ねる。
マリア「そうね。ひょっとして守魁は一番奥にいたりして💡行ってみましょうょ」
二人は洞窟の奥まで行く事にした。少々暗くて足場がわかりにくかったが手を取り合い慎重に渡って行った。
すると洞窟の一番奥の海の底がボンヤリと光って見える。
明亜「あれ…光ってる…ょな?」
マリア「ぇぇ、私もそぅ見えるわ」
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