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『ねぇ、君はそれでいいの?』
どこからか聞こえてくる声。
私は言った。
「いいんだよ。私はいらないんだから。」
『いらないと否定してるのは、君自身だよ。』
「生きろとでも言うの?」
『僕は、それでいいのかを聞いてるんだ。後悔はしないのかい?』
「後悔なんて、、、ない」
『そうか。』
後ろから音がして振り向く。
《_ _なんで死んじゃったの!!!助かったのに!なんで、、、なんでよ!》
「、、おかあ、、さん。」
《一緒にダンサーなろうって、言ってたじゃん!目覚ましてよ、、_ _!》
「、、たら、、。」
《_ _、、、。力になれなくてごめんよ。》
「お父さん、、、。」
『これは一部だよ。でも、これでわかったでしょ?』
『君はいらなくなんかないってことを』
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