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___ « 翌日 » in 広間 藤堂「 おはようございまー ... ッて手前等どうしたその怪我 ?!?!??! 」 瑞希「 ← 頭に包帯ぐるぐる巻き、顔に湿布等 」 沖田「 ← 頭と腕、腹、脚に包帯ぐるぐる巻き、顔に湿布等( 一番重症 ) 」 土方「 ← 肩から腰にかけて包帯、顔に湿布等 」 胡月「 ← 両腕に包帯、顔に湿布等 」 山南「 ← 顔に湿布等( 一番軽症 ) 」 瑞希「 いやー、昨日攘夷志士の奴等に襲撃されちゃってさぁ 」 藤堂「 あー !!!! 昨日の夜少しバタバタしてたのはそういうことね !!!! 」 原田「 ... じゃあ芹沢が死んだのもその襲撃の所為って訳か 」 藤堂「 ... え ? 」 原田「 もしかしたら一昨日新見が切腹したのもその攘夷志士の作戦だったり ... 」 藤堂「 え、ち、一寸待て 。芹沢さんが死んだ ... ? 」 土方「 ... 原田、藤堂 。その話は全部まとめて後でするから 。取り敢えず飯食え飯 」 原田「 はーい 」 藤堂「 え、あ、うん ... 」 瑞希「 ... 」 原田様って情報通なのか ... ? 否それとも只察しが良いだけなのか ... ? 芹沢様が亡くなったことは、今朝の時点でまだ隊士達に知られてないのに ... 瑞希「 モグッッ 」 そう考えながら僕は口いっぱいに白米を頬張る 瑞希「 んめぇ ~ ...( モグモグ 」 土方「 手前が新選組に来てから食費がどっと増えたよ 」 瑞希「 それはすいません( モグモグ 」 土方「 少しは御前の給料から引くからな 」 瑞希「 え" 」 土方「 当たり前だろ、御前の分だけで此処の隊士全員食わせられるんだよ 」 瑞希「 嘘、そんなに僕食ってた ... ? 」 沖田「 仕事の時以外は基本的になにか食べてますよね 」 胡月「 俺昨日見かけた時はおにぎりだった 」 山南「 私が先月見かけた際はみたらし団子でしたねぇ 」 土方「 俺が見かけた時は三色団子だった 」 瑞希「 ... あはは( 」 山南「 あははじゃないですよ 」 瑞希「 んぐっ( 」 瑞希「 し、仕方ないじゃないですか ... 食べないと体温上がんないし ... 」 沖田「 ... 確かに、瑞希さん食べてない時とてつもなく体温低いですもんね 」 瑞希「 そうなんすよ ... なんでなんすかねぇ 」 瑞希「 多分最低体温20℃とかじゃねェかな 」 土方「 御前食わなかったら低体温症になんのか 」 瑞希「 まあそんなとこ 」 土方「 ... 大変だな 」 瑞希「 そんな哀れな目で見ないで貰っていいですか 」 土方「 悪ィ悪ィ w 」 僕食べるの好きだし別になんとも思わないんだけど 否逆に楽しいけど 瑞希「 あ、後沖田様 」 沖田「 ? 」 瑞希「 これお茶です 。飲んでくださいね 」 沖田様の眼の前に、僕が淹れたお茶を置く 沖田「 ... 昨日三食全部このお茶飲みましたけど ... なんか意味あるんですか ? 」 瑞希「 え"、あーっと ... 」 本人に結核の薬が入ってるからとか云えないッ ... 土方「 お茶は風邪予防になるんだよ 」 瑞希( ナイス歳ッッッ !!! ) 沖田「 俺が風邪引くとでも思ってるんですか 」 土方「 そういう油断が駄目なんだよ、御前元は体弱かったんだから     人一倍気をつけろっつってるだろ 」 え、沖田様って体弱かったんだ こまじか ... うん、この事実に100億円払える(?) 沖田「 ... まあそうですが ... 」 沖田「 ズズッ 」 沖田「 ... このお茶少し苦いんですよね ... 」 瑞希「 ギクッッ 」 沖田「 これもしかして瑞希さんが淹れてます ? 」 瑞希「 え、そうですけど ... 」 沖田「 嗚呼、だからか 」 瑞希「 一寸 !?!?!?!? なんで納得してるんですか !?!?!?!?!? 」 沖田「 ふふっ w 」 土方「 手前が料理出来ねェからお茶もまともに淹れられねェと思われてるんだろ 」 沖田「 まさにその通りです 」 瑞希「 沖田様 !?!?!?!? 幾らなんでもそれは酷いですよ !?!?!?!? 」 瑞希「 後歳、後で覚えとけよ 」 土方「 なんッで俺だけなんだよッ !!!!!!! 」 胡月「 手前等うるっせェんだよもう一寸静かに食えねェのか !?!?!?!? 」 山南「 あー、胡月さんがキレたー 」 胡月「 山南その棒読み辞めろ !!!!!! 」 山南「 ごめんなさーい 」 沖田「 貴方達二人結構相性いいですよね 」 胡月「 それは戦闘面だけだ !!!!! 他はんなことねェ ... ッ 」 山南「 えー ? 私達一夜を過ごした仲じゃないですかぁ ~ 」 胡月「 てめッ ... 山南ィ !!!!!!!!! くだらない嘘吐くんじゃねェ !!!!!!!! 」 山南「 あははッ w 」 永倉「 ... 相変わらず彼処は騒がしいですね 」 近藤「 はははッ、元気なのはいいことじゃないか 」 永倉「 はぁ ... もう少し静かに飯を食えないものか ... 」 近藤「 ... 待て朝比奈、刀は抜くな 」 山南「 待って待って待ってごめんって 」 胡月「 ... 💢 /// 」 永倉「 おい待て落ち着け朝比奈 」 胡月「 死ね山南ィィィィィィ !!!!!!!! 💢 ///( ブンッッ 」 山南「 すいませんでしたァァァァァ !!!!!!( ヒョイッッ 」 ガシャーンッッ 「 おい朝比奈さんが暴れ出したぞ !??!?!? 」 「 あれは山南さんが悪い 」 「 俺飯食うのに夢中でなんも見てなかった 」 近藤「 朝比奈 !!!!! 落ち着こう !!!! な !?!?!? 」 永倉「 誰か輝呼んでこい !!!!!! 」 土方「 そろそろついていい嘘と駄目な嘘の区別出来るようになろうぜ山南 ... 」 沖田「 あはは、昔から山南さん人を弄って遊ぶの好きですよね 」 土方「 嗚呼、大抵その被害者は胡月だったなぁ ... 」 瑞希「 モグモグ 」 土方「 ... あ" !?!?!? てめッ、瑞希 !!!! 手前俺の米も食いやがったな !?!?!?! 」 瑞希「 許せ 」 土方「 何が許せだ !!!!! 💢 」 沖田「 はーッ、面白い w 」 「 あの人達仲いいのか仲悪いのか判んないよな 」 「 喧嘩する程仲が良いって云うだろ 」 「 否あの人達の喧嘩はレベルが違う 」 「 そんでもってあの空間で笑える沖田隊長と思い出に浸れる土方さんって一体 」 「 いっつも一緒に居るし慣れたんだろ 」 「 流石沖田隊長、適応が早い ... !!! 」 「 否それよりあの空間で微動だにせず米を食い続けてる夏目の方が凄くねェか 」 「「「 ... 確かに 」」」 輝「 兄様おすわりッ !!!!!!! 」 胡月「 わん !!!!!( 」 山南「 おー( パチパチ 」
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