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♯ 78
輝の件から一夜明け
作戦開始の日になった
胡月「 御前等いいな ? ぜっっっったいに輝にバレないように、な ? 」
「「「 はーい / おう 」」」
胡月「 後瑞希 。御前も一応彼奴にターゲットにされてる 。気をつけて
作戦を遂行しろよ 」
瑞希「 うぃーす 」
え ? どんな作戦かって ?
うーん ...
それは後のお楽しみッ ★
・
そして僕達はまず、おゆきに接触する為に台所へ向かった
今は丁度朝飯の準備の時間 。輝は勤務禁止命令を歳から出されてるから、
台所には絶対居ない
要するに、朝と夜 ... 飯の準備のタイミングが、おゆきに輝に見つかることなく
確実に接触できる、最大のチャンスなのだ
土方「 失礼、おゆき居るかァ ? 」
おゆき「 ひ、土方様ッ !?!!? 」
おゆき「 朝比奈様に沖田様まで ... !!! どうなさったのですか ... ?( コテンッ 」
瑞希「 お"ぇ"( 小声 ) 」
沖田「 瑞希さん、耐えて、耐えてください ...( 小声 ) 」
ひ、輝とか沖田様の コテンッ は可愛いけど
此奴の コテンッ は全然可愛くないッッッ !!!!!(
胡月「 嗚呼、一寸用があってな 」
おゆき「 ... あ、小腹が空いたのであればおむすびでも差し上げましょうか ? 」
沖田「 否、それは朝飯前だからいいです 」
沖田「 おゆきの作る美味しい朝飯が食べれないなんて、私には到底無理ですし 」
おゆき「 えッ ... !?!? や、やだそんな ... !!!! 」
土方「 嗚呼、一日が頑張れねぇよな 」
胡月「 で、本題に戻るが 」
胡月「 今日の夜、総司の部屋に来い 」
おゆき「 え ... !?!?!? 」
此奴ほんっっっとに判りやすいな((
絶対「 土方様とあんなことやこんなことが出来るってコト ... !?!?! 」って
思ってるよ
土方「 誰にも云うなよ ? 俺等だけのヒミツ、だ 」
おゆき「 は、はい !!!! 」
沖田「 じゃあ私達は失礼しますね 」
沖田様がそう告げると、僕達は台所を後にした
... 沖田様の一人称が私になってるのはなんでだろう ... ?
沖田「 警戒しているからですよ 」
瑞希「 へッ !?!?!? 」
胡月「 御前心で思ってたつもりだろうがなァ、声に出てたぞ 」
土方「 おう、滅茶聞こえた 」
瑞希「 嘘ぉ !?!??! 」
は、恥ずか死すぎる ...
沖田「 俺の本当の一人称は御存知の通り " 俺 " 、勤務中の一人称は " 僕 " 」
沖田「 そして "私 " を使う場合は ... 簡単に云えば信頼もなければ存在ごと
この世から消えてほしいと思う程に警戒して嫌っている屑ですよ 」
瑞希「 直球過ぎます沖田様 」
土方「 まあ判るぜその気持ち ... 」
胡月「 そう一人称ってコロコロ変えれんだね、俺には到底無理だ 」
瑞希「 あー、なんかそういう雰囲気纏ってるよね 」
胡月「 どういう雰囲気だよ 」
沖田「 取り敢えずおゆきを俺の部屋に呼ぶことは成功したね 」
土方「 嗚呼 」
瑞希「 後ろから見てて吐くかと思いました 」
胡月「 おい瑞希どういうことだ 」
瑞希「 否おゆきの反応が気色悪過ぎてです 」
胡月「 それは判る 」
土方「 効果音が コテンッ で可愛くなるのは輝だけなんだよ 」
胡月「 上に同じく 」
沖田「 上の上に同じく 」
瑞希「 上の上の上に同じく 」
沖田( ... まあ瑞希さんのが可愛いと思うけど )
瑞希「 で、結局殺すんだっけ 」
土方「 殺しはしねぇよ、莫迦か御前 」
瑞希「 莫迦って云った方が莫迦なんだよ 」
沖田「 はいふたりともおすわり 」
土方&瑞希「 俺 / 僕は犬じゃねぇ !!!!!! / ありません !!!!!! 」
胡月「 息ぴったりじゃねぇか 」
瑞希「 合わせてくんなよ土方コノヤロー 」
土方「 御前が合わせてくんなよ夏目コノヤロー 」
沖田「 はいはい ... で、おゆきに対しての処罰ですが 」
あれ、もしかして僕沖田様に呆れられた ?( 当たり前 )
沖田「 俺と瑞希さんで責問をし、最終的には新選組の女中を辞めてもらいます 」
瑞希「 否それだけじゃ駄目っすよ沖田様、街中におゆきのこの最っっっ低な
出来事を広めて、彼奴の働ける場所を奪って生きる希望をなくさなければ ... 」
沖田「 あ、それもそうですね 。流石瑞希さんです 」
瑞希&沖田「 ふふふ ... w / あはは ... w( 悪笑 ) 」
土方「 ... 終わったな彼奴 」
胡月「 っすね 」
〚 おまけ 〛
新選組の中で呼ばれている各ペアの名称
沖田&瑞希ペアの名称
⇒ " 閻魔大王 "
土方&瑞希ペアの名称
⇒ " 性悪 "
胡月&瑞希ペアの名称
⇒ " 獣 "
瑞希、沖田、土方、胡月が集まった集団の名称
⇒ " 地獄の四傑 "
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