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♯ 89
まあそんなくだらない言い争いは強制終了して()
いざ !!!!! 皆大好き池袋&渋谷へ !!!!!!
瑞希「 んじゃまずは炊飯器買いに行きますか !!! 」
土方「 ... なあ、思ったんだが 」
土方「 炊飯器って ... どうやって飯を炊くんだ ... ? 」
瑞希「 え ? そりゃコンセントにコードさして ... 」
瑞希「 ... こんせんと ... ? 」
瑞希「 ... あ 」
しまった
重大なミスに気付いてしまった
瑞希「 持って帰ってもコンセントねぇなら使えねぇじゃん !!!!!!!!!( 」
沖田「 え、使えないんですか 」
星降「 やっと気付いたんすか 」
瑞希「 御前気付いてたんなら云えよ夕星 」
星降「 何時気づくのかなーってワクワクしながら見てました 」
瑞希「 殺すぞ 」
星降「 否幾らなんでも理不尽すぎるっすよ 」
瑞希「 ... しょうがねぇ 」
瑞希「 電気通ってなくても使えるコンセント作るか 」
「「「「 ... は ?? 」」」」
胡月「 え、作る ? え、そんな簡単に作れんの ? その ... こんせんとって 」
瑞希「 否 ? 普通の人は作れないよ ? 」
胡月「 え ? なのになんで手前は作れんの ? 」
瑞希「 まあ瑞希ちゃん天才だから 」
胡月「 うざ 」
瑞希「 あ" ? 」
沖田「 瑞希さん、そのこんせんとやらが上手いこと作れれば、元の時代でも
使えるんですね ? 」
瑞希「 はい、成功すれば 」
沖田「 パァッッ ✨ 」
う"ッ ...(
土方「 てかなんで自分で使う訳でもねぇのに総司が喜ぶんだよ 」
沖田「 だって輝の仕事が少し楽になるじゃないですか 」
土方「 ... 確かに ... !? 」
土方「 おい瑞希、絶対に成功させろよ 」
瑞希「 はいはい 」
瑞希「 でも最近作ってなかったからなぁ ... 上手く作れっかな ... 」
星降「 夏目先輩の腕なら大丈夫っすよ 」
瑞希「 そうだな、僕天才だもんな 。有難う 」
星降「 一言余計です 」
・
沖田「 ほぉ ... ✨ これが炊飯器 ... ✨ 」
瑞希「 ん" ッ ...( 」
土方「 手前総司がなにかする度吐血しそうになってねぇか 」
・
土方「 ふぁんへーひふへぇ ... !!!!!( ぱんけーきうめぇ ... !!! ) 」
胡月( ... 歳も結構な甘党だな ... )
瑞希「 へー、歳もそういうの好きなんだー、意外ー 」
・
胡月「 このたぴおかとか云うやつ美味いな ... !!!! 」
星降( へー ... 胡月こういうもんが好きなんだ ... )
瑞希「 何見つめ合ってんだ手前等 ... 」
・
星降「 瑞希さん、コンセント作るならあれも買わないとっすよ 」
瑞希「 そうだな ... あ、やばい財布忘れた( 」
星降「 は ?( 」
・
こんな感じで東京を堪能しました僕達
星降「 ぜっってぇ返してくださいよ、きっちり50万円 」
瑞希「 はいはい、返しますよ 」
胡月「 手前等どっからそんな金出てくるんだよ ... まだ17と16だろ ... 」
瑞希「 真緒が超大物俳優で 」
星降「 姉貴が星降財閥の社長で 」
胡月「 やば 」
沖田「 なんか凄いですね、お二人の家系 」
沖田「 夕星さんの祖先も結構有名な武士ですし 」
土方「 あ、やっぱか ? 星降って武士聞いたことあったんだよな 」
星降「 え、まじすか 」
星降「 因みにどの辺りの ... ? 」
沖田「 広島藩を仕切っていた瑞希さんの祖先に仕えていた武士です 」
星降「 え" 」
瑞希「 へぇ、祖先でも御前の立場は僕より下だったと( ニヤニヤ 」
星降「 なんでそんなにニヤニヤしてるんすか ... 」
土方「 此奴等何気にすげぇな 」
胡月「 嗚呼、瑞希の方は少しいかれてるけどな 」
瑞希「 おい胡月手前今なんつった 」
胡月「 ナニモイッテナイヨー 」
・
ガチャッッ
瑞希「 ただいまー 」
しーんっ ...
星降「 ... あれ ? 真緒さん居ないんすか ? 」
瑞希「 今日昼から映画の撮影があるとか 」
星降「 あー、成程 」
土方「 夜飯どうすんだ ? 真緒さんが居ねぇんだったら誰が作るんだよ 」
瑞希「 だったら僕が ... 」
星降「 ぜっっっっっったい辞めて下さい 」
沖田「 ... 瑞希さんが料理出来ないのは知ってますけど ... 」
沖田「 どれだけやばいんですか ? 」
星降「 ... 思い出したくも有りません ... 」
沖田「 え ... ? 」
土方「 どんだけやばいんだよ ... 」
胡月「 で、誰が作るんだ 」
胡月「 俺料理出来ねェぞ 」
瑞希「 え、胡月料理出来ねェの 」
胡月「 ... んだよ 」
瑞希「 否てっきり出来るのかと ... 」
胡月「 とんだ偏見だなおい 」
土方「 俺も出来ねェぞ 」
星降「 俺もあんまり ... 」
瑞希「 ... え、もしかして全滅 ... ? 」
沖田「 ... あの ... 」
すると沖田様が恥ずかしげに、小さく手を上げた
沖田「 俺 ... 料理出来ます ... 」
瑞希「 ... えまじすか !?!?!?!? 沖田様料理出来るんすか !?!?!?!?!? 」
沖田「 はい ... その、見たことのあるものは大体作れます ... 」
土方「 んだそれ才能じゃねェか !!!!! 」
胡月「 総司、ほんとに料理できるんだな !?!?!?! 」
沖田「 はい、その ... 姉上と一緒によくやってたものでして ... 」
星降「 へぇ、凄いっすね 。どっかの誰かとは違って 」
瑞希「 あ" ? 手前も出来ねェだろうが 」
星降「 俺は軽いものなら作れますよ 」
瑞希「 ... チッ( 云い返せない 」
瑞希「 ... コンセント作るから邪魔すんなよ 」
星降「 はいはい、そんな拗ねなくてもいいのに 」
瑞希「 拗ねてねェよ殺すぞ !!!!!!! 」
星降「 わーこわーい 」
瑞希「 ... ガサゴソ 」
棒読みで返してきたくそ腹立つ夕星を華麗に無視して、リビングにある机に
向かい、コンセント作りを開始する
今日買ったものを取り出し、長らく使っていなかったドライバー等の専門器具を
取り出す
瑞希「 ... うし、やるかぁ 」
これまで未来に戻ってきた時は、一日で過去に戻ってしまっていた
けど、今回は二日も未来に滞在出来てる
つまりは、今日過去に戻っても可笑しくない ... ていうか、今日過去に戻る
可能性が高い
だから、今日中に作らなければ
瑞希「 カチャカチャ 」
頑張ったら沖田様の手料理だし ... !!!!!
よし、とびっきり高性能のコンセント作らなきゃな !!!!!!!
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