♯ 91

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瑞希「 ほわぁーッッッ !!!!!! やっぱりオムライスだぁぁぁぁ !!!!!! ✨ 」 しかも僕のはちゃんと炊飯器で作ってくれてる ... !!!!! 5コもだよ !??!!??!? 沖田様最高 !!!!!!( 沖田「 それでたりますか ... ? 」 瑞希「 はい !!!! コロッケもたっっくさんありますし !!!!!! 」 沖田「 それはよかった( ニコッ 」 え何その笑顔くそ可愛いんですけど( 沖田「 一応真緒さんの分も作っておいたんですけど ... 食べてくれますかね ... 」 瑞希「 あ、大丈夫です 」 瑞希「 食わなかったら僕が殺しますんで 」 沖田「 それは辞めて下さい 」 瑞希「 うす 」 土方「 おら、さっさと食うぞ 」 星降「 そうだ、食べた後に皆でマ◯カやりません ? 」 胡月「 マリ ... ? 」 星降「 ... 車は見たでしょ ? 」 胡月「 嗚呼、しぶやで散々な 」 星降「 その車を使ってイチニを争う遊戯だよ 。ゲームっていう機械を使って     やるよ 」 胡月「 へぇ ... 」 土方「 面白そうだな 」 星降「 でしょう ? 」 沖田「 じゃあ食後は皆でげーむをやりましょう 」 胡月「 賛成賛成 !! 」 土方「 まあ折角だしな、しっかり楽しんでしっかり休んどこうぜ 」 星降「 よし、じゃあ決定 」 瑞希「 おら、御前等も早く食えよ( モグモグ 」 土方「 ... 御前もう3コ食ったのか ... ? 」 瑞希「 ? あったりめぇだろ 」 土方「 食べる速さ化け物だな ... 」 瑞希「 よし歳表出ろ 」 土方「 否辞めときます 」 土方( 此奴に殺されるのだけはぜっっってぇ嫌だ()) 沖田「 ほら、さっさと食べて下さい 」 沖田「 後片付けが出来ません 」 「「「 はぁーい 」」」 瑞希( お母さん ... ? ) ・ 胡月「 あ" !!?!?!??! 誰だよ甲羅投げた奴 !!!!! 」 星降「 あごめーん w 」 胡月「 夕星手前 ... 💢 」 星降「 えー、たかがゲームで怒っちゃってんの ? 短気だねぇー w 」 胡月「 御前いつかぜってぇ殺す 」 星降「 過去の人が未来人の俺をどうやって殺すんでしょうねぇ 」 胡月「 ん"ぐっ ...( 」 沖田「 え !?!?!? お、落ちたんですけど !?!?!? 」 土方「 コース外れてやんの 」 沖田「 そういう土方さんも落ちてますよ 」 土方「 え ? ... あ"ぁ" !?!?!? 俺のマ◯オ !!!!!!! 」 沖田「 お疲れです 」 星降「 わーい、俺一位ー 」 胡月「 うざ 」 星降「 胡月達が下手なんでしょ 」 胡月「 俺等は初心者な上に見たこともない機械扱ってんだよ判る ? 」 瑞希「 ... カチャカチャ 」 皆楽しそうだなぁ 僕も皆と一緒にマ◯カやりたかったんだけど、どうしても今日中にコンセント 完成させなきゃだから 出来なかったんだよねぇ ... 瑞希「 ゴンッッ ガチャッッ 」 瑞希「 ふぃーっ ... ゴクッ 」 傍らに置いていたモンエナを口に入れると、またすぐに作業を開始する 瑞希( これは徹夜パターンかなぁ ... ) これも沖田様の為だし ... 仕方ねぇ、徹夜するか ... 瑞希「 ガチャッ カチャカチャ ドッ 」 沖田「 ... 」 土方「 隙あり 」 沖田「 あ" !?!?!?!? 一寸土方さん !?!?!?!? それはずるいですよ !!!!!! 」 土方「 余所見してる総司が悪い 」 沖田「 う"ッ ... 」 ・ 瑞希「 __ ガチャガチャ 」 時刻は深夜の12時過ぎ 皆は三時間前ぐらいに部屋に戻って、眠りについた 徹夜するとか云ったら夕星に怒られそうだから、 「 僕も風呂入ってすぐ寝る 」 って嘘をついて、僕は作業を続行している 瑞希「 ... なっかなかはまらんし繋がらん ... 」 今は最終段階のソーラーパネルをはめてコードを繋げ、コードを微調整する ... という段階なのだが、 ソーラーパネルは中々はまらないし、コードは上手いように作動部分と 繋がらないし 苦戦してかれこれ2時間が経ってしまった 瑞希( ... まじでこれオールパターンだな ... ) もう少しで芹沢様の暗殺だし、体力温存しときたかったんだけど ... まあしょうがないか ... 瑞希「 カチャカチャ ジーッ 」 瑞希「 ゴクッ 」 もう何本目かも判らないモンエナを飲み干し、新しい缶を開けようとした ... 時だった 沖田「 瑞希さん 」 瑞希「 ひょぇッッッ !?!?!? 」 沖田様の声が聞こえたのは 瑞希「 おおお沖田様ッ !?!?!? 何故此処に ... ッ 」 沖田「 厠へ行って戻ろうとしたら、物音が聞こえたので ... まさか、と思い     見に来たのですが ... 」 沖田「 ... 予想通りです 。瑞希さん、貴方まだ起きていたんですね 」 瑞希「 だ、だって ... 今日過去に戻る可能性が高いので ... 今日中に作らないと     駄目なので ... えーっと ... 」 やば、いざとなると言葉が全然出てこない ...( 沖田「 ... これホットミルクです 」 瑞希「 え 」 沖田「 流石にその ... えなじーどりんく ... ばかりでは体にも毒でしょう 」 沖田「 夕星さんに聞いてみたら、ホットミルクがいいそうなので ...     先刻作ってきました 」 嘘、全然気付かなかった ... 瑞希「 ... ん ... ? 」 " 夕星に聞いた " ... ? 瑞希「 えうっそ !?!?!? 夕星に僕がまだ起きてるコト話したんですか !?!??! 」 沖田「 ? ええ、どうすればいいか判らなかったので ... 」 瑞希「 うっっそぉ ... 」 沖田「 え、云っちゃ駄目でしたか !? 」 瑞希「 あ、いえ、沖田様の優しさが身に沁みるので大丈夫です ...(?) 」 沖田「 あ、よかったです ... ? 」 嗚呼、最悪だ ... 次未来に戻ってきた時か明日夕星に説教される ... 終わった ... 沖田「 ... 俺達の為に徹夜してまで作ってくれてるなんて、嬉しいです 」 沖田「 すぐ寝ろとはいいませんよ 。瑞希さんの思いを水にしたくはないので 」 瑞希( 沖田様ッ ... !!!! ✨ ) 沖田「 ですが、無理はしないこと 。早急に作らなくても、次瑞希さんが     未来に戻ってきた時に作ってもらえれば十分ですから 」 瑞希「 はい ...( カチャカチャ 」 返事をしながら、ソーラーパネルとコードをいじる すると カチャッッ 瑞希「 ... え 」 沖田「 ? どうしました ? 」 瑞希「 ... は、 」 瑞希「 はまったぁぁぁぁぁぁ !!!!!!! 」 沖田「 み、瑞希さん !!!! 声 !!!! 大きいです !!!! 」 瑞希「 あっ、す、すいませんッ !!!!! 」 先刻まではまる気配もなかったソーラーパネルが、綺麗にはまったのだ おまけにコードも繋がった 瑞希「 これで表面を被せれば ... !!!! 」 カチッ ... 瑞希「 で、出来たぁ ... !!!! 」 沖田「 え、出来たんですか !? ✨ 」 瑞希「 はい ... !!!! これです !!! 」 沖田様に完成したコンセントを見せる 沖田「 おぉ ... !!! これにあのとんがってる部分を刺せばいいんですね ? 」 瑞希「 そうです !! そうすれば炊飯器が使えます !! 」 沖田「 有難うございます瑞希さん、俺達の為に ... !! 」 沖田「 戻ったら輝に教えておきますね 」 瑞希「 はい ... 」 やば、急に眠気が ... 最近任務もハードだったし、疲れが溜まってたのか ... も ... 瑞希「 トスッ 」 沖田「 へ ... ぇ ... 」 沖田「 み、瑞希さん !?!? 」 瑞希「 ... 」 沖田「 ... 良かった、寝てるだけか 」 沖田( ... ホットミルク、知らぬ間に全部飲んでくれてる ... ) 沖田「 ふふっ、 」 沖田( 嬉しい ... ) 沖田「 お疲れ様です瑞希さん 」 沖田「 そして ... おやすみなさい( ギュッ 」 ... 沖田様に、抱きしめられたような気がするけど ... 夢、だよね ... うん ... そう思った瞬間 眼の前に霧がかかったかのような症状に襲われた 瑞希( 嗚呼、やっぱり ... ) 瑞希( 戻るんだ ... ) 最高でも未来に滞在出来るのは二日、か ... 瑞希( ... おやすみなさい、沖田様 ) そうして僕は目を閉じた
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