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♯ 92
____ ん、瑞希さん
藤堂「 瑞希さん !!!!! 」
瑞希「 はいッ !?!??! 」
藤堂「 びっくりしたぁ !?!?!? 」
瑞希「 あすんません ... ... 」
瑞希「 ... 藤堂様だぁ ... 」
藤堂「 え、あ、うん、藤堂だぞ ? 」
よかった、過去に戻ってきたんだ !!!!!!!
土方「 おせぇぞ 」
沖田「 しょうがないでしょう、瑞希さんは徹夜で俺達の為にコンセントを
作ってくれてたんですから 」
土方「 ... それはありがとう 」
原田「 手前等七日も何処行ってたんだよ !? 」
「「「「 未来 」」」」
原田「 ... え ?( 」
土方「 え ? じゃねぇよ 」
沖田「 俺達、瑞希さんの云う未来に行っていたんです 」
原田「 え、あ、ほんと ... ? 」
胡月「 嗚呼、証拠に未来から持って帰ってきたものもあるぞ 」
そうして胡月が部屋の隅に置いていたであろう炊飯器を手に取る
胡月「 炊飯器だ 。これがあれば飯が早くて20分で炊ける 」
藤堂「 え凄 !?!??! 」
原田「 へー、未来には便利なもんが存在するんだなぁ ... 」
ふたりとも興味深そうに炊飯器をじーっと見つめている
なんか ... 幼稚園児みたい(
瑞希「 後は僕がコンセントってのを作ったんですよー 」
原田「 コンセント ... って先刻から総司が云ってるやつか 」
瑞希「 はい !!! 」
藤堂「 見せて見せて !! 」
瑞希「 勿論 !! 」
そう云って立ち上がると
ゴトッ
僕のポケットから何かが落下した
原田「 ? お嬢、なんか落としたぞ 」
瑞希「 え 」
そ、それってまさか ...
沖田「 ? なんですかこれ( ヒョイッ 」
瑞希「 ... 」
... スマホだ ...()
沖田「 うおっ ... 此処押したらなんか光りました 」
土方「 へぇ、どれどれ ... 」
瑞希「 ハッッ !!!!!! 」
瑞希「 バッッッ 」
沖田「 え 」
瑞希「 プライバシー !!!!!!! プライバシー侵害 !!!!!!! 」
そう叫ぶと胡月に
胡月「 ぷらいばしーってなんだ 」
そう返された()
瑞希「 人権 !!!!!!! 人権のこと !!!!!!! 」
胡月「 嗚呼 」
土方「 なんだ、個人情報でも入ってんのか 」
瑞希「 い、いえ、それもなんですけど ... 」
僕パスワード設定してないからッ ...
下手したら沖田様達でも開けちゃう ... !!!!!!
何故僕がこんなに焦っているのか、疑問に思った人も居るだろう
理由は単純
瑞希( ホーム画面沖田様のイラストなのにッ ... !!!!!!! )
ホーム画面が沖田様のイラストだからだ(
沖田「 ... 嫌です 」
瑞希「 えッ !?!?!? ちょ、沖田様 !?!?!? 」
沖田「 取り返したいのなら俺から奪い返して下さい ♪ 」
瑞希「 ふっ、沖田様 ... 沖田様と僕は身長がほとんど一緒 」
瑞希「 つまりは貴方に勝ち目はない !!!!! 」
そういい沖田様の手に手を伸ばすと
沖田「 ヒョイッッ 」
瑞希「 ズテッッ 」
軽々とかわされて、僕は見事にずっこけた(
沖田「 え、あ、大丈夫ですか !??!?! 」
瑞希「 嗚呼 ... はい ... 」
といいながらもスマホは返してくれない
土方「 ... 出たぞドS総司 ... 」
胡月「 好きな人とか気に入った人をああいう風に意地悪して遊ぶ総司の
悪い癖 ... 」
原田「 正直云ってなんであの性格で女に好かれるのかが判らん 」
藤堂「 猫被ってんだろ 」
原田「 嗚呼 ... 」
瑞希「 返して下さいッ !!!!!! 」
沖田「 やだです( ヒョイッッ 」
« 一時間後 »
瑞希「 お、沖田様 ... 逃げ上手 ... ッ( 息切れ ) 」
⬆無事スマホを取り返せた瑞希
沖田「 すいませんやりすぎましたすいません( 」
⬆瑞希の反応がよかったので調子に乗って遊びすぎてしまい猛反省している総司
★
すいません話終わってますね(
明日から芹沢鴨暗殺の話に移ります、お楽しみに !!!
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