プロだけが知っている 小説の書き方 著者:森沢明夫

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プロだけが知っている 小説の書き方 著者:森沢明夫

 ノベルアップ+で小説投稿者の皆様から、「創作の悩み」を募集し、質問に答えるQ&A形式の連載を加筆修正したもの、だそうです。  実際に投稿者が悩むリアルな質問が数多くありました。  自分の中で実践出来ているものもあれば、なるほどと思うものも。  そして読んでいて思ったのが、やはり書く事の終着点=〝商業化〟なのか〝自己満足〟なのか、定めて書いて行くのは重要だな、と。  こちらの書籍は、商業化を見据えている人に向けてが大きい。  魅せる作品を作るには、にスポットを当てている。  私自身に足りないと自覚しているのは、  ・第三者目線で見る事  ・インパクト  ・説明的ではない、五感で表現する描写  ・冗長にならず、簡潔でわかりやすい文章  ・語彙力  ・アイディアの引き出し  うん、結構多い……。  作品へ籠める情熱、設定の練り込みに関してはもう少し細部、土地の文化、農業・産業形態などまで詰めてもいいかな、と思う時もありますが水準は満たしてると思います。  ただ、一部サブキャラの作り込みは甘いので、そこも課題。  創作で妥協はしたくない。  やるならとことんやったりましょう。  なんですけど、商業化したいがために所謂テンプレものを書きたいわけじゃないんですよね。  自分の中にある世界観、好きなものを書きたい。  それを書籍という形で世へ送り出すのが、とてつもなく大変なことは熟知しているものの、そこを曲げて叶えるのは違う。  こちらの本での学びを糧に、一〝自分が書きたいものを書く〟のスタンスを貫き、長所を活かしつつ精進します。
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