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11話収集少女
「①」
ーー梅田家ーー
「まぁ、ゆっくりしていけな」
和馬達は梅田虫男の家に遊びに来た。
梅田家では無視家と言われるの霊能者一族でもあり無視されてるモノを集めているコレクターでもあった。また虫男の部屋にも売れてない本や知られてない無視本収集されていた。
星田美冬は虫男の部屋にいかがわしいモノがないか探っているのはキノセイである。
そこで電波を発生してる毒川里美が怪異談を受信したので和馬達の前で披露することになった。
ーーーーーー。
私は公園のベンチでゆっくりと腰を降ろす。
私の名前は火山久蔵。78歳。
いつも外の公園に出かけてくつろいでいる。
そこで身体を休めて景色を眺めていた。
そこに幼いおかっぱ少女が何かをウロウロと地面下に探している。
「お嬢ちゃんや何を探してるんだい?」
私はその少女に呼びかけてみた。
私に気づいた少女はこう答えた。
「あのね、綺麗なまるーい物を探してるの」
(ふむ。ビー玉か何かなんだろうな)
「そうか、そうか。どれ、おじさんもよかったら、探してあげよう」
私は重い身体を起こして幼い少女に近づくと、
「あ!おじちゃん。ちょうどよかった。そのまーるいたま2つもらうね」
「え?」
その時、私の視界が真っ暗な暗転して見えなくなり、そこの目元から激痛が走り出す。
「ぐわぁぁぁぁぁ!?」
「きれいなまーるいたま2つゲット♪」
幼い少女は私が持ってる2つのたまをたったいま奪い去ったのだった。
「②」
「という怪異談でございます!」
里美が怪異談を披露すると女性陣は両手で両眼を隠すが男性陣は両手で股間を隠した。
「おやおや?みなさんはどうかしましたか?男性陣は深く考えすぎですよ?真理亜殿あなたの隠す場所はタマがないでしょ?(ふぎゃあ!?)」
と、そこに真夜と美冬が里美の頭上に唐手チョップをした。それを見た部員一同は笑った。
ーー????ーー
友人達や家族達に見せてない部屋があった。
そのとある少女は彼を隠し撮りした写真を部屋の壁に飾る。
その一面には鼻木和馬の顔写真がいたるところに貼り付けていたから。
その少女は彼の一面が見られて満足したまま新しく写真を飾った。
収集少女 完
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