1人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
その頃、れいとは2年A組にいた。あおいきゅんのクラスだ。
あおいきゅんがこの学園にいるということは、DreamCollectのメンバーもこの学園の生徒ということになるのは、言うまでもない。
れいとと、DreamCollectは業界でも有名な親友関係。まさか、あおいきゅんも性格が悪いのだろうか……。睨まれたしね…🤔💭
「あおい! 遊びに来たぞ〜」
「おー、れいと」
「れい先輩。いらっしゃい」
「りゅーちゃん、れいとにもお茶を」
「はーい」
2年A組は、DreamCollectのメンバーの提案で、喫茶店風になっており、龍一がみんなにお茶を振舞ったり、お菓子を振舞っている。
「今日のお菓子は、スコーン。お茶は、ミルクティーだよ」
そう言いながら、れいとの前にお茶とスイーツが差し出される。
「3年に転校生が来たって?」
翼がそう言うと、れいとの口は止まらず明らかに地下アイドルをバカにしているような口調だった。
「まじで? 毎度毎度学園のお人好しには困るな。本当に」
あおいは、そう言いながら何かを企んでいる目付きをしていた。
「おっはよ〜」
転校生の話で盛り上がっていたその時、仕事で遅れて来たかなめが教室へと入ってきた。
「何の話?」
「3年に転校生がきたらしいぜ」
「え、人気アイドル?」
「地下らしいよ」
「詳しく聞かせてよ」
かなめがそう言った途端チャイムがなり、れいとは教室へと戻ることになった。
最初のコメントを投稿しよう!