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ビッグボスが私を抱き上げて無邪気な笑顔で頬ずりする。
ビッグボスも血まみれ、私も血まみれ。そこに倒れたまま気を失ったテルリオさんも血まみれ。
壮絶な現場にドン引きするブラザーたちがぱらぱらと拍手を始め、壮大な拍手喝采となる。
私に頬ずりしながら、ビッグボスがウインクした。
「これからどんどんヤクをつくろうぜ♡ ミミ太郎♡」
「ひいい……ははは」
そして私はその日からヤクの密造幼女となった。
齢3歳にして、私はビッグボスのお気に入りになったのだ。
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