恋の壱ページ

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「ワタシ、高輪女子学園に通ってる、椎名ゆかり。だけど、アナタのお名前は?」 すると、彼は、切れ長の瞳を瞬きしながら答えた。 「俺、菅野 彰。《すがの あきら》」 ワタシは、菅野君に尋ねた。 「………それより、今日はこんな場所で何をしてるの?」 彼は答えた。 「今日は俺も傘を買えなくて。仕方無く雨宿りしてる感じかな。」 「ふ~ん。そうなんだ。」 (何だか、会話が持たない。どうしよう、どうしよう、どうしよう。。。) その時、ワタシは、恋愛アプリの事を思い出し、菅野君に話した。
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