恋の壱ページ

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「………恋愛アプリ?………知ってるよ。てか俺も使ってるし。」 菅野君から聞いた、意外な一言。 「それで、アバターの名前って、何て名前にしてるの?」 「………夢野やよい。」 「………………えっ?」 「夢野やよい。16歳。性別は女、で登録してみたんだけど。」 「あの、木更津優斗って名前に心当たりは無いかしら?」 「それなら、俺が、夢野やよいの名前でメールのやり取りしてるけど。」 「あのっ、そのー、それってワタシだったりするんだよネ。」 「………プ、プハハハハァァ!」 唐突に、菅野君は甲高い笑い声を上げた。
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