或る蝸牛の災難
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まさに、であった。 その子は、変な歌をエンドレスリピートしながら まるで道端の花を摘むように 我々蝸牛を捕まえては帽子の中に放り込んでいた。 なんと恐ろしい! 某はすぐさま逃げようとしたが、 如何せん、某は蝸牛。 速くは動けぬのだ。 あ、デカいのめっけー! あぁ。 抵抗虚しく 某は、蝸牛無間地獄の中に放り込まれていった。
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