百花繚乱のLove Pattern

前日の放課後に

こんなことを言ったのには理由があった。前日の放課後のことだった。
志津先生
「奈津菜さん、ちょっとこっちきて」
奈津菜
「はい」
志津先生
「総合のメンバーのことだけど、正直なところどう思ってる？」
奈津菜
「正直に言うと…不安を感じるメンバー構成でした。」
志津先生
「うん…まぁそうだろなぁ〜。正直ね、わかってたよ。
　ただ、、、まぁ俺はねなんとか頑張ってほしいかな。先生としてはね。
　逆にあのメンバーたちが本気でやってるところを見てみたい。
　任せられそうだから。奈津菜さんにはリーダーとして頑張ってほしいかな。」
奈津菜
「頑張るか…なんかあの人達といろいろやること進めるために必要なコツとか
　知ってたりします？」
志津先生
「うーんっ…奈津菜さん普段みんなに怒ったりしてる？
　怒ってても表にはあんまり出さないんじゃない？」
奈津菜
「んー、まぁ嫌われると嫌なので（たぶんこれみんな共通なんだけど…）」
志津先生
「すこしきつい言い方になりすぎない程度に言葉に出してみんなに言ってみたら？ふだん奈津菜さんがあんまり感情をいい意味でも悪い意味でも表に出さないから言葉にしてみんなに言ったら少し変わるかもしれないよ」
奈津菜
「なるほど・・・ありがとうございます！がんばります。」
志津先生
「はい、ありがとう」