🔹️愛しい人🔹️

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瑠璃斗の色気に呑まれそうになり、深呼吸した あたしは、その腕の中で彼を見上げる。 あたし 天美 空 (あまみそら) 「あ、あの…お腹、空いてませんか?」 瑠璃斗さまの、動きが止まる… 人姿 (ルリアシ様) 水辺乃 瑠璃斗 (みずべのるりと) 「うむ…そう言えば… 昼は、何も喰うていないな。」 言い方、怖っ…{汗 けど…あたしは、頷く。 あたし 天美 空 (あまみそら) 「そ、それなら!なにか作ります! 買い物…一緒に行きますか? 最近、和装って流行っていますし その姿なら、一緒に行けますよ♪」 瑠璃斗さまは 嬉しそうに大きく頷いた! 人姿 (ルリアシ様) 水辺乃 瑠璃斗 (みずべのるりと) 「ならば、ゆこう! というか連れていけ!」 あたしは、苦笑しつつも頷く。 あたし 天美 空 (あまみそら) 「はいはい、では行きましょう。」 瑠璃斗さまの腕から解放され 彼は、肩までズレた着物を、しっかり着直した。 人姿 (ルリアシ様) 水辺乃 瑠璃斗 (みずべのるりと) 「ワタシは、この辺の川から 他の場所へ行ったことがないのだ… だから、人間達がいる町を 1度は見てみたい、と思っていた。」 あたしは、瑠璃斗さまに微笑む。 あたし 天美 空 (あまみそら) 「なら、ちょうど良かった♪ あ、準備しますので 少々、お待ちください。」 あたしは、出かける準備をし 瑠璃斗さまは、玄関口に向かった。
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