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瑠璃斗の色気に呑まれそうになり、深呼吸した
あたしは、その腕の中で彼を見上げる。
あたし
天美 空
(あまみそら)
「あ、あの…お腹、空いてませんか?」
瑠璃斗さまの、動きが止まる…
人姿
(ルリアシ様)
水辺乃 瑠璃斗
(みずべのるりと)
「うむ…そう言えば…
昼は、何も喰うていないな。」
言い方、怖っ…{汗
けど…あたしは、頷く。
あたし
天美 空
(あまみそら)
「そ、それなら!なにか作ります!
買い物…一緒に行きますか?
最近、和装って流行っていますし
その姿なら、一緒に行けますよ♪」
瑠璃斗さまは
嬉しそうに大きく頷いた!
人姿
(ルリアシ様)
水辺乃 瑠璃斗
(みずべのるりと)
「ならば、ゆこう!
というか連れていけ!」
あたしは、苦笑しつつも頷く。
あたし
天美 空
(あまみそら)
「はいはい、では行きましょう。」
瑠璃斗さまの腕から解放され
彼は、肩までズレた着物を、しっかり着直した。
人姿
(ルリアシ様)
水辺乃 瑠璃斗
(みずべのるりと)
「ワタシは、この辺の川から
他の場所へ行ったことがないのだ…
だから、人間達がいる町を
1度は見てみたい、と思っていた。」
あたしは、瑠璃斗さまに微笑む。
あたし
天美 空
(あまみそら)
「なら、ちょうど良かった♪
あ、準備しますので
少々、お待ちください。」
あたしは、出かける準備をし
瑠璃斗さまは、玄関口に向かった。
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