🔹️次の日の朝🔹️

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あたし 天美 空 (あまみそら) 「あの…どちら様でしょうか?」 あたしは首を傾げる… 和装の男 「この水辺で育ったのだが… ワタシには、ちゃんとした名が無いのだ みなには、瑠璃脚(ルリアシ)…と呼ばれている いつの間にやら、様付けされていたが。」 へ…? あたし 天美 空 (あまみそら) 「あなたは、"あの"…ルリアシ様…なの? む、ムカデ…の…{汗」 和装の男性は、困ったように腕を組む。 人姿 ルリアシ様 「うむむ…この姿ならば 受け入れてくれると思ったのだが… やはり、ダメか…だとしたら どうすればよいのだ…」 この姿なら…大丈夫でしょ! 怖がらないの!あたし! よ、よし…せっかく人の姿で 来てくれたんだし、人姿の時の名前を決めよう。 あたし 天美 空 (あまみそら) 「水辺乃 瑠璃斗(みずべのるりと)…」 難しい顔をしていた ルリアシ様は、こちらに顔を向ける。 人姿 ルリアシ様 「いま、なにかおっしゃったか?」 …! あたし 天美 空 (あまみそら) 「ぁ、すみません…その姿の時の お名前を考えていまして 水辺乃 瑠璃斗(みずべのるりと) なんて、いかがでしょうか?」 彼は、嬉しそうに頷いた。 人姿 (ルリアシ様) 水辺乃 瑠璃斗 (みずべのるりと) 「水辺乃 瑠璃斗! よい名だ、気に入ったぞ!」 あたしは、ホッとする… あ…そう言えば、あの言葉の 意味、聞こうと思ってたんだ。
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