女子高生大乱闘スマッシュブラザーズ

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笑笑 そこはお金さえばあれば入れる底辺の女子高。 16歳の頃にはもう街は賑わいを無くしあれほど居た人たちもまばらでチームの中枢はホストになっていたりメンバーもあまり集まらなくなっていた。 中3の12月 転校した学校は比較的真面目なとこで ブレザーだったけど制服が間に合わず元の制服で通うことになった お腹が見える丈のセーラーと黒のタイトなロングスカート、蹴りやすいようにスリットは深め この時点で頭はおかしい 転校生とは思われなくて廊下の生徒たちが海が割れるように道を開けていく そんな私が高校進学など望むわけもなく ただその時は高校行くなら家に居ても良いとかなんとか、そんな話だったかもしれない 家って当たり前に居て良い場所ではないんだよ 分からないでしょう、みんなには、、 でもそれがうちのルール 嫌なら出て行くだけ 残念ながら中学行かなくても入試のために少し参考書見ただけでも私の頭はまだ良い方だった 商業科と普通科があったが普通科に入れた 商業科のほうはより荒々しいので遠慮した ギスギスした空気はなかなか無くならなかった そんな中で無邪気に私になつくバカボンみたいな女の子がいた 悪口ではなくリアルバカボンはとても可愛い バカボンと呼んでもキャッキャッ笑うその子が好きになった ある日バカボンが神妙な面持ちで言った 自分の地元の幼なじみの男の子二人、同級生なんだけどとんでもなくカッコイイ 私の席の後ろの子を家に招待した時偶然彼らに会ってしまい彼らに手を出そうと狙ってくる それは私の本意じゃないから何とかして欲しい というご依頼でした。 私は可愛いバカボンのため、社会科の授業中おもむろに横向きに座り直し後ろの席の女に話しかけた なぁ? すると女は顔をひきつらせ「な、なによ!」と声を上げた なんだか収まりがつかなくなり、「っんだぁ!?」と立ち上がり女の机を蹴った チンパンである そして図らずもそれがチンパンどものゴングとなり、そこら中で喧嘩が勃発した キョトンとしている私、すかさず逃げる後ろの席の女、そこかしこで殴りあってるチンパン、、 こんなはずでは、、 戦闘は教室を出て廊下でも起こり、あれよあれよと隣のクラス、そのまた向こうへと飛び火していった みんなゴングを待っていた 恐ろしい そして担架で運ばれるチンパンも出てきて私はもうそっと帰ることにした しかしゴングの刑はとても重く『当分停学』 当分ってなんだ?そんなの知らない 保健室登校ポイントを集めるまで停学に もちろん私は挫折して保健室に行かなくなったのでその刑は1年が終わるまで続き退学を選んだ チンパンはろくなことがないなと思いました。
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