第一話 奇妙な広告

3/3
前へ
/17ページ
次へ
〈お申し込みいただきありがとうございます!  真冬(まふゆ)さん、これで健太さまにお会いいただく準備が整いました〉  その画面を見て、ハッとした。 「嘘!? 私こんな出鱈目なサイトに個人情報入力しちゃったの?」  本当に、どうかしている……。 「助けてよ、健太……」  私は涙目になりながら、居間のテーブルに置いた骨壺を撫でる。 その表面はザラリとしていた。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加