君と一生分の恋をしたい。

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……神様なんか、いらない。 どうして私が望んでないことを、勝手に実行させるの。 神様は、琉生と一緒に過ごす大切な時間を壊そうとしてるでしょ。 …どうして、こんなことするの? どうして……? …神様なんか、大嫌い。 「海緒……大丈夫…?」 琉生の言葉で、我に返る。 私は気がつくと、白米を食べる手を止めていた。 「あ……うん、大丈夫…」 琉生が箸を置き、心配そうな顔をして、私の目を覗き込んだ。 「何か、怖い想像してたの……?目が暗いよ…」 琉生の言葉を聞いて、私は無性に怖くなった。 この目の暗さは、神様を嫌がったり、未来を恐れると現れるのだろうか……。
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