7話~約束と再婚相手、後編~

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7話~約束と再婚相手、後編~

ついた場所は、山奥の廃墟だった 「師匠…これほんとに日帰りで帰れるんですか?」 「…多分…何か用事あった?」 確証ないんだ…まぁ帰ってもお父さんに叱られるだけだし… 「…いえ。大丈夫です」 「そう。なら、今から標的(ターゲット)ぐしゃぐしゃにしに行こうか。あっ、ターゲット以外の見張りも殺して大丈夫だから。」 それを聞いて、やっぱり、師匠は暗殺者なんだなと思った 「…わかりました」 「じゃあ、いこうか」 そう、師匠が宣言して…師匠は走りだした。 俺も走って後を追った。 師匠に気づかなかったのに、僕に気づいた見張りが 「侵入者だ撃て!殺せ!」 と言ってくるが 2年間鬼のフルコースで特訓したから、逃げるのは得意。 見張りの後ろに回って拳銃の後ろで頭を殴る。 もう一人、後ろから来たから、後ろに蹴りを入れ急所を突いた。 そしてまた、師匠の後を追う。 また気づいた見張りたちが俺たちを追ってくる。 師匠が話しかけてきて 「もう、気絶じゃなくて、全員殺っちゃっていいよ~。もうめんどくさいし~速くターゲットのところに行かなきゃ日帰りで帰れないよ~」 …泊りになったら尊に迷惑だしな 「よしっ!師匠!行ってくる!」 「おっ桐流くんが真剣にやるの~?…大変なことになるね。……もう…後で異能で処理しないとじゃんか~」 なにかつぶやいていたが、その時にはいっていた 「鬼さん、鬼さん、侵入者はこっちだよ!!」 いかにも小学生が遊びでやる鬼ごっこだ。 「おいっ!りうについてきた、小学生の暗殺者だぞ!!殺っちまおう!!」 …俺、小学生じゃないんだけど…れっきとした中学2年生なんだけど!! むかつくぅ!!!ちびって言ったら許さない!!小学生って言ったから許さないぃぃ!!! 絶対身長伸ばしてやる!! 「油断するなよ、ちび」 と横からナイフが入ってきた。 「お~危ないなぁ…あと、いまちびって言ったね?言ったよね。ぶちのめしてあげる」 そっちこそ油断しないでよ。 「は?何調子こい…」 パァン、パァン、パァン、ドン、バタッ 拳銃の発砲音。 俺が撃ったたくさんの拳銃の音。さっきの男の横にいた男たちの脳天をぶち抜いた音 そして男が 「はぃ?」 と情けなくつぶやいた声が、周りに反響した。 「そんな声出すなら、もともと来ないでよ情けない」 パァン その男の脳天もぶち抜いた。 そして、師匠の後を追った。 師匠がいた場所は、廃墟の一番奥だった。 もう師匠はターゲットを殺していた 「あっ桐流くん。もう終わったから帰ろうか。」 それを言った師匠の後ろの段ボールの隙間がきらりと光った 練習で見たことある、あれは…狙撃銃だ。 「師匠!!危ない!」 「どうした…?」 俺は迷わず師匠を押し倒して、拳銃で撃った。 パァン と音がして、狙撃者は脳天をぶち抜かれた。 「…あ…桐流くん助けてくれてありがと」 「…俺師匠に死なれたら困りますから」 驚いたような顔をして 「…そうか…なら、これからしっかり周り見ておくよ。じゃあ帰ろう。今なら日帰りだよ~」 あっ…家帰ったら父さん…
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